「育休中に勉強を始めたのに、全然時間が取れない…」
「家事も育児も中途半端で、自分がダメなママに思えてしまう…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
毎日3時間おきの授乳&寝不足に耐えながら、
なんとか毎日5時間の勉強時間を確保していたしおんです。
私も以前は、
「時間がない」「やっぱり今の自分には無理かも…」
と、落ち込んでばかりの日々でした。
特に寝不足の日は、ただでさえイライラしがちで、
Instagramでキラキラ頑張ってるママの投稿を見ては、自己嫌悪になることも。
でもある日、ふと「本当に時間がないのかな?」と思い、
1日の行動をざっくり書き出してみたんです。
すると、なんとなくスマホを触っている時間や、無意識に流している家事時間など、
“変えられるスキマ”が意外とあることに気づきました。
もしかして、時間がないんじゃなくて、「作れていないだけ」なのかも?
そこから試行錯誤を重ねて、1日5時間の勉強時間を確保しながら、
自分のペースでスキルアップを続けられるようになりました。
この記事では、
● 忙しすぎる毎日の中でも勉強時間を生み出す工夫
● 実際に使ってよかった育児グッズ
● 習慣化のコツや、家族との協力体制の築き方
をリアルな体験を交えてお伝えします。
「どうしても時間が取れない…」と悩んでいる方にとって、
少しでも希望やヒントになることがあれば嬉しいです。
「育休中に勉強したいのに…」時間がないママが抱えるリアル
「育休中こそ、自分のスキルアップに時間を使いたい」 そう思っていたはずなのに、いざ始めてみると全然進まない。
毎日の育児は想像以上にハード。赤ちゃんが泣いたら授乳、寝かしつけ、家事の合間に離乳食の準備。気づいたら1日が終わっている。
「なんで私だけ時間が取れないの?」「このままじゃ何もできずに育休が終わってしまう…」
そんなふうに焦りながらも、何もできていない自分に落ち込んでしまう。私は負のループに入っていました。
さらに、お昼寝してる間こそ勉強時間だ!と思っても、
上の子たちの
「ママ〜見て〜」「ママ〜聞いて〜」の声に中断される。
「ちょっと待っててね」と伝えても、
「ママ〜まだ〜?」とせがまれて、気づけば30分も待たせてしまう。
「ダメな母親かも…」そんな自己嫌悪に陥ることもありました。
昼寝から目覚めるとつきっきりになってしまい、
上の子には寂しい思いをさせているのではないか?
集中して勉強できた分、洗濯物、ご飯作り…溜まっていく家事。
心のどこかで「こんな生活が続いたら家庭崩壊するんじゃ…」とすら思ったこともあります。それくらい、気持ちに余裕がなかったんです。
まずやったことは“隙間時間”の見える化
何とかしたくて、私が最初にやったのは「1日の行動を書き出すこと」でした。
朝起きてから寝るまで、何をしていたかを、子育てアプリのように紙に書き出してみました。 すると、意外な“ムダ時間”や“スキマ時間”が見えてきたんです。
例)ある1日のスケジュール
🕒 時間帯 | 🌸 やることリスト |
---|---|
6:00 | ☀️ 起床 / 朝の支度 / ご飯準備 / 洗濯機まわす |
7:00 | 👧 洗濯物干し / 上の子見送り / 離乳食 |
8:00 | 🧹 朝のニュース視聴 / 掃除機がけ |
9:00 | 🧸 子どもと遊ぶ |
10:00 | 😴 抱っこで寝かしつけ(ドラマタイム) |
11:00 | 🌼 お散歩 |
12:00 | 🍽 昼食 |
13:00 | 🎠 ぐずる子と全力で遊ぶ |
14:00 | 🏠 上の子帰宅 / 宿題チェック |
15:00 | 🍳 夕食準備 |
16:00〜18:00 | 🚗 習い事送迎(待ち時間にSNSタイム) |
19:00 | 🍚 夕食 |
21:00 | 🌙 寝かしつけ |
22:00 | 🍵 食器洗い / 洗濯物たたみながらTV |
23:00 | 🛌 就寝(3時間おきに授乳) |
たとえば——
- 赤ちゃんが寝てる間にTVをダラダラ見ていた時間 60分
- 料理中の「煮込み時間」や「洗濯機を回している時間」10分
- 寝かしつけ中の添い寝(音声学習が可能!)30分
こういった“謎の空白時間”は、探してみると意外と多いんです。
書き出している最中にも、「あれ?この時間、私何してた?」と自分にツッコミたくなる瞬間もありました。
このスキマ時間、学習に活用できないだろうか? そう考えて、
「スマホでできること/PCでしかできないこと」
に分けて整理し、スキマ時間に合わせて取り組むようにしました。
勉強って「まとまった時間がないとできない」と思いがちですが、
細切れの10分でも積み重ねれば立派な成果になります。
実際にこれだけで、私は1日120分の時間を捻出できるようになったんです。
プラス、まとまった時間を作ることも必要ですよね。
子どもたちが寝た直後と起きてくる前に、60分ずつ集中時間を作りました!
先ほどのスケジュールは改善前だったので書いていませんが、
夜は寝てから1時間、朝は5時に起床して、1時間集中!
これだけでも私の場合、4時間の勉強時間確保できました!
「時間を作る」ために必要だった7つのコツ
とはいえ、ただスキマ時間を見つけただけでは、なかなか続きません。
私が実際に「毎日5時間の勉強時間」を確保できるようになったのは、
次の7つのコツを意識したからでした。
①まず目標を明確にする(なぜ今、勉強?)
目標を明確にすることで、ブレずに行動できるようになります。
モチベーションが保てない一番の原因は「なぜ勉強しているか」が曖昧だからです。
私自身、「育休明けに在宅で働けるようにする」と決めたことで、
逆算してやるべきことが見えてきました。
「◯月までに〇〇する」といったタイムリミットを設けると、
ゴールが明確になり、気持ちがラクになります。
まずは小さくてもOK。
今月はここまでやる!っと決めて行動するのもとても効果的です!
まずは、目的を言葉にして、自分にとっての「軸」を持ちましょう。
②優先順位をつける練習をする
やるべきことを整理し、優先順位を決めることで、行動に迷いがなくなります。
全部を完璧にやろうとすると、時間も気力も足りなくなり、
自分を責めてしまいやすくなるからです。
私も最初は「家事も育児も勉強もちゃんとやらなきゃ」と思っていました。
でも現実は、やろうとすればするほど、
あれも、これも、中途半端に終わって、自己嫌悪の繰り返し。
そこで、1日のタスクをすべて紙に書き出して、
「A:重要かつ緊急」
「B:重要だけど緊急ではない」
「C:緊急だけど重要でない」
「D:どちらでもない」
に分類してみました。

うわっ!!ちょっとめんどくさい!って思いましたよね💦
騙されたと思って一度やってみてください!
もう、ここができないと一生時間を生み出すことができないっと
思ってもらって構いません笑
私は、これをやったことによって
毎日やっていた掃除や洗濯物たたみ、
手作り離乳食などが「本当に今やるべき?」と見直せるように。
「今日は洗濯畳まなくてOK」
「離乳食はしばらく市販に頼る」
「夕飯は冷凍餃子でもいいよね」こんなふうに“譲れる家事”を意識的に手放したことで、
心にも時間にも余裕ができました。
ここで考えてほしいことは1つ。
これは永遠続くことではないっということ。
先ほど私は、育休明けに在宅で働けるようにすると目標設定(ゴール)を明確にしました。
なのでその期間だけ、やらないだけです。優先順位が低くなるってことだけなので
「私こんなこともしない人で本当にいいのかな?」っと思う必要はありません。
そのうえで、「ここだけは譲れない!」という部分——
たとえば「子どもとの1日1回の読み聞かせ」などは、大事にキープしたり、
毎日掃除機かけたいけどその時間あるなら、勉強したい!っと思うことありますよね。
でもそれって私がやらなくてはいけないことでもないので、
私は、自分がやらなくて良いことは夫に協力してもらうようにしています。
完璧を目指すより、「何をやらないか」を決めることで、勉強時間は自然と生まれてきます!
③スキマ時間に合わせてタスクを分ける
タスクを“できる場所・時間”に合わせて分けると、スキマ時間を最大限に活かせます。
育児中はまとまった時間を取るのが難しいからこそ、
「今この瞬間にできること」が分かっていると即行動できます。
私が実践していたのは、次のような分け方です。
- 授乳中や料理の煮込み中:耳で学べる音声教材や動画の再生
- スマホでサクッとできるタスク:メモ取り、アイデア出し、SNS発信
- パソコンが必要な作業:夜、子どもが寝たあとなどの静かな時間に
スマホとPCでやるべきことをあらかじめリスト化しておくと、
「今の10分で何ができる?」と迷わなくなります。
たとえば、紙とペンがないと勉強できない場合と、
スマホでメモするだけでできる勉強を分ける。
前日に、明日の“やることリスト”を作っておくと、スキマ時間を無駄なく活用できます。
④“完璧主義”を捨てることが最大の時短
完璧を求めるより、「完了」を重ねる方が前に進めます。
完璧を目指すあまり、一つの作業に時間をかけすぎてしまうと、
他のことに手が回らなくなってしまうからです。
私も最初は「まとめノートをキレイに作らなきゃ」
「ここまで完璧に覚えないと次に進めない」と思っていました。
でも、それで時間ばかりかかって疲れてしまい、結局続かなくなる。
そこで「完了主義」に切り替えました。 たとえば、
- とにかく10分だけ動画を見る
- メモは殴り書きでもOK
(誰かに見てもらうのではなく自分のためのメモなので汚くてもOK) - わからないところは飛ばして先に進み、時間があるときに解決
この意識で“止まらないこと”が最優先になり、自然と習慣化にもつながりました。
とりあえず、昨日の自分より、今日の自分が少しでも学びが増えていたらOK!
やることできた!のやりきる行動のために、
完璧じゃなくていい。
とりあえず「大量行動」を重ねることで、学びは加速します。
⑤毎日「10分だけやる」ルールでOK
「たった10分」を毎日続けることが、最も確実に成果につながります。
人は“習慣”になれば無意識に行動できるようになるからです。
私は
・「朝起きたらPCを開く」
・「授乳のときに片耳イヤホンで音声を流す」など、
生活に組み込める動きをルール化していました。
さらに、
- 歯磨き中に音声を聞く 10分
- 洗濯物を畳みながら動画を流す 15分
- お風呂に入りながら、ドライヤーやながら学習内容を口に出して復習 30分
こんなふうに「ながら学習」も含めて10分を確保していくと、
1日で60分の勉強時間の確保になります!
「やる気がある日だけやる」ではなく、「10分だけ毎日やる」が一番の近道です。
⑥夫や家族に正しく「頼る」コツ
家族に具体的に頼ることで、無理なく勉強時間が確保できるようになります。
あいまいな伝え方だと相手に意図が伝わらず、協力を得られにくいからです。
私も最初は「勉強したいから手伝って」とざっくり伝えていましたが、
夫はどう動けばいいかわからず困っていたようです。
そこで、
「私は◯◯のために◯月まで勉強する。その間、平日早く帰ってきた日は寝かしつけをお願いしたい。休みの日は◯時〜◯時に子どもを見てくれると助かる」
など、期間・目的・具体的な依頼内容をはっきり伝えるようにしました。
また、遠方に住んでいる両親にも「勉強のためにこの日だけ子どもを見てほしい」とお願いしたところ、快く協力してくれました。
一人で抱え込まなくてOK。具体的に「こうしてくれると嬉しい」と伝えることが、協力を引き出すコツです。
⑦ご褒美タイムも入れて習慣化!
「頑張った後の楽しみ」を用意することで、学習の継続率がグッと上がります。
人は「苦しいだけの習慣」は続きません。
脳が“報酬”を得られることで、次もまた頑張ろうと思えるのです。
私の場合、
- 勉強したら大好きなコーヒーとおやつタイム
- 予定通り進めたら、マンガを読む
- 今週頑張ったら週末はウーバーイーツ解禁!
など、小さなご褒美を設定しました。
これがあると「あと10分だけ頑張ろう」と思えるし、自然と毎日のやる気につながります。
自分がワクワクする“ご褒美”をあらかじめ決めておくことで、無理せず学びを続けられる環境が作れます。
時間の使い方を変えたら、心と家庭に余白ができた話

「イライラしない私」に戻れた気がした
時間に追われていた頃は、子どもに優しくできなかった自分に落ち込む日々でした。
寝不足、やることだらけ、自分の時間ゼロ。
でも、スキマ時間を見つけて、自分のために10分でも使えるようになってから、
少しずつ気持ちに余裕が生まれました。
「全部やらなきゃ」に縛られなくなったことで、「今ここ」を楽しめるように。
イライラする回数も確実に減り、
「私、ちょっと変わってきたかも」と感じられるようになったんです。
「ママなのに頑張ってるね」と家族が言ってくれた日
勉強を続けていく中で、
夫や上の子どもたちが私の変化に気づいてくれるようになりました。
「ママって勉強してるんでしょ?すごいね」 「ママなのに頑張ってるね」
そんな言葉をもらえたとき、心の中がじんわり温かくなったのを覚えています。
“私なんて…”と思っていた時期を思い出して、
「やってきてよかった」と心から思いました。
小さな一歩でも、続けていくことで家族の関係も少しずつ変わっていく。
「家庭崩壊」なんて思っていたあの頃の私に、あなたにも
「大丈夫だよ」と声をかけてあげたい気持ちです。
実際に役立った!“隙間時間”が増える育児グッズ5選
育児をしながら勉強時間を確保するには、“助けてくれる道具”を上手に使うのがカギ。 ここでは、私が実際に使って「これは買ってよかった!」と思った育児グッズを5つ紹介します。
1.アンパンマン 元気いっぱい! アンパンマン ベビージャンパー
うちの子はバウンサーが全然ダメで…
これに乗せるととっても楽しく遊んでくれてました!
メーカー推奨
対象年齢:4~18ヵ月
適応体重:12kg未満
身長制限:81cmまで
※首が十分に安定しているお子様がご使用できます。
※シートから自分で降りられるお子様、歩けるお子様はご使用できません。
両手が空く時間が生まれるので、少しの作業もできるようになりました!
しかし、思った以上に大きいです。
私の感覚だと1畳分くらい占領されている感じがします🤣
購入するときは、部屋に置けるサイズなのかを
確認してくださいね!
2. 音の鳴るおもちゃ(メロディ付き)
一定時間、音楽や音で子どもの注意を引いてくれるおもちゃ。
勉強中の「あと5分…!」のときに大活躍でした。
私が購入したのは、本屋さんに売っている、音の出る絵本です!
ちょっとボロボロなので写真は控えさせていただきますが…
うたが流れる本はとても興味を持って聞いてくれたり、
大きくなると自分で触って遊んでくれるようになりました!
3.Bumbo バンボベビーソファー
とにかく寝返りを始めたときは、コロコロ転がって目が離せなかったので、
10分だけ!っと決めて集中するときはバンボに頼ってました!!
1人目から愛用しているので年期は入っていますが(笑)
軽くて持ち運びが便利!ツルツル素材なので、
ワンオペでお風呂入れるときも、重宝してました〜!
4. 抱っこ紐
とにかく抱っこ紐は神です!!
寝かしつけやお散歩時、両手を使える時間を確保。
動画視聴や音声学習の“ながら時間”に最適です。
ちなみに、私が愛用していたのはエルゴです。
たくさん種類もあるので、今のお子様の状態や自分に合ったものをおすすめします!
5.タカラトミー(TAKARA TOMY) ディズニー ベビートイ くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー マルチカラー
ベビーベットだけでなく、下にも置けるので神!
ただ、寝返りをしてしまうと横にあたってしまいギャン泣き!ってこともありました笑
寝返りを始まると、目が離せなくなるのでそんなときは、私はバンボと一緒に使って
こんな感じで座らせながら遊ばせてました!
まとめ|育休中でもできる!勉強時間を作るための3ステップ
最後に、この記事でお伝えした内容をギュッとまとめます。
今日からすぐできる3ステップはこちらです。
1. 「隙間時間」を書き出してみる
まずは、自分の1日の行動を紙に書き出してみましょう。 ムダな時間や活用できそうなスキマがきっと見つかります。
2. 「やらないこと」を決める
完璧にやろうとせず、「今やらなくてもいいこと」を整理して手放すことが大事。 そのぶん勉強の優先度を上げましょう。
3. 「10分だけやる」を毎日続ける
短くていいから、とにかく毎日少しずつ取り組む。 それが結果的に一番大きな成果につながります。
育休中の時間は、一見すると自由があるように見えて、
実は予測不能で不規則な毎日ですよね。
でも、工夫と意識をほんの少し変えるだけで、「自分の時間」はちゃんと作っていけます。
「時間がない」と感じたときこそ、立ち止まって考えてみてほしいんです。
本当に“ない”のか、それとも“作ろうとしていないだけ”なのか。
勉強は期間限定。でも、育児はしばらく続きます。
「私ダメダメだ…」と自分を責めるより、
「勉強して変わっていくママの背中」を子どもに見せていきませんか?
あなたが頑張る姿は、きっと未来の子どもたちの記憶に残ります。
そして、いつか「かっこいいママだね」と心から言ってくれる日がきます。
すべてを一度にやる必要はありません。
まずは、できることから、少しずつ。子どもと一緒に緩やかに成長していきましょう♩
あなたの未来の可能性を広げるために。 一緒に、一歩ずつ進んでいきましょうね。
そんな未来に向かって、今日も育児と勉強頑張っていきましょ〜〜〜!!